ゼロベース思考研修|メンタルブロックを外し、
前提から考え直す.
気合いでも根性でもありません。止まっている案件と、その理由を言語化し、前提を分解して別の選択肢を出す。研修後24時間以内に動く行動を決めて終わる法人向け研修です。
こんな企業・チームのための研修です.
対象企業
施策も人材もあるのに、決まらない・動き出さない状態が続いている企業。1チーム・1部門単位から導入できます。
対象者
ミドルマネージャー・リーダー・意思決定に関わる方(経営層のご参加も歓迎します)。上限20名。
現場でよく伺う課題.
- 「前例がない」で提案が止まる
- 検討段階のまま、決まらない案件が積み上がる
- 過去のやり方を変えられない人がいる
この研修で目指す状態.
- 自分が止まっている理由を、事実と解釈に分けて説明できる
- 前提を分解して、別の選択肢を出せる
- 「できません」を条件付きの言い方に変換できる
- 研修後24時間以内に動く行動を1つ決められる
- 挑戦が続く職場の条件を、自分の言葉で書ける
上記は研修で目指す到達点です。到達の度合いは、受講者の状況や実施後の運用によって変わります。事前ヒアリングで、どこを重点に置くかをご相談のうえ設計します。
3つの特徴.
根性論を使わない
「動けない」を意志の弱さとして扱いません。変化に抵抗するのは脳の保護的な働きだという前提に立ち、道具と手順で外していきます。
個人の内面を晒させない
扱うのは仕事で止まっている案件と、その理由の言語化です。私生活や心の傷に踏み込む設計にはしていません。
終わりが「行動」で揃う
気づきで終わらせず、研修後24時間以内に実行する極小の行動を全員が決めて解散します。
扱わないこと
本研修は心理カウンセリング・医療行為ではありません。私生活の悩みや心の傷には踏み込まず、仕事で止まっている案件を題材にします。専門的な支援が必要と思われる場合は、社内の相談窓口や専門機関へのご相談をご案内します。
研修テーマの例.
決まった内容を一律にお届けする研修ではありません。下記は当社で扱える研修テーマの例です。個人の心構えだけでなく、止まる仕組みの理解から、組織の側の設計までを扱います。この中から貴社の状況に合うものを選び、研修時間に合わせて組み立てます。ここに無いテーマもご相談ください。
前提の理解— なぜ動けなくなるのか
対象:全受講者(導入)
- 変化に抵抗するのは、意志が弱いからではない — 保護的な働きとしての理解
- 「やり方が分からない」と「やりたくない」を切り分ける
- 技術的な課題と、価値観の変更を伴う課題の見分け方
- 経験のある人ほど過去の型に固執しやすい理由
自分のブロックを特定する— 正体を言葉にする
対象:全受講者
- 止まっている案件を書き出し、止めている理由を言語化する
- その理由の裏で、自分が守ろうとしているものは何か
- 事実と解釈を分ける — 「無理だ」は事実か意見か
- 口ぐせから自分の前提を見つける
4つの典型パターン— 当日の中核
対象:全受講者
- 成功体験の呪縛 — 「前はこれで上手くいった」への向き合い方
- 失敗回避 — 「前例がない」「もっと根拠が必要」の扱い方
- 完璧主義 — 「まだ検討段階です」から抜ける
- 資源の制約 — 「予算がない」「うちの仕事ではない」の再定義
- 自分の主パターンを特定し、対処法を決める
前提を壊す思考法— 別の選択肢を出す
対象:部門長・企画・事業開発
- 第一原理思考 — 業界常識を要素まで分解する
- 逆転の発想 — 確実に失敗する方法から考える
- 事前検死 — 失敗した未来を仮定して原因を先に潰す
- 最悪の想定を具体化して、漠然とした不安を分解する
- 制約を1つ外したら何が成立するかを考える
動き出す仕組み— 意志力に頼らない
対象:全受講者
- 意志力ではなく仕組みで動く — 着手の設計
- 完成度30%で出す — 早く叩かれることの価値
- 24時間以内に実行する極小の行動を決める
- 期限の設定が質を決める — 短い区切りの使い方
- 学び直しより難しい「捨てる」技術
言葉を変える— 思考は言い方に出る
対象:管理職・リーダー
- 「できません」を「〜という条件なら可能です」に変換する
- 自分への語りかけを点検する
- 相手のブレーキを外す問いかけ
- 事実か解釈かを問い返す対話
組織の側の設計— 個人だけ変えても続かない
対象:経営層・管理職・人事
- 提案が潰される組織で、個人だけ変えても続かない
- 挑戦を許容する枠のつくり方 — 失敗の扱い方を先に決める
- 上司自身のブロックが、部下のブロックを作っていないか
研修後の定着— 一過性で終わらせない
対象:全受講者
- 決めた行動を続ける相互チェックの仕組み
- AIを壁打ち相手にして自分の前提を点検する
当日のワークで扱う演習の例を見る(19件)
研修テーマは「どう外すか」を扱いますが、演習では必ず自分の止まっている案件に手を動かします。下記はそのワークの例です。選んだテーマと受講者の職種に合わせて差し替えます。
自分を点検するワーク
- 止まっている案件の棚卸しシート
- その裏で守ろうとしているものの言語化
- 事実と解釈の仕分け
- 口ぐせの棚卸し
- 主パターンの自己チェック(点数化しない形式)
前提を壊すワーク
- 自社の前提を1つ抜いたら、どう成立させるか
- 確実に失敗する方法を洗い出す
- 事前検死 — 半年後に失敗している前提で原因を挙げる
- 最悪の想定を具体化し、対処可能な項目に分解する
動き出すワーク
- 30分で未完成のまま形にして見せる
- 相互フィードバックを受ける
- 24時間以内に実行する極小の行動を決める
- 期限を短く切って進める練習
言い換え・対話のワーク
- 「できません」を条件付きに変換する
- 相手の「できない理由」を事実と解釈に分ける対話
- ペアで互いのブレーキを点検する
職場に持ち帰るワーク
- 自部署で挑戦が止まる箇所の特定
- 失敗の扱い方を先に決める
- 続けるための相互チェックの設計
時間別の組み立て例.
選んだテーマを、半日・1日のどちらに載せるかで到達点が変わります。下記は標準的な組み立ての一例で、実際の構成はヒアリングのうえで決めます。
半日構成例
- 動けなくなる仕組みの共有(40分)
- 止まっている案件の棚卸しと理由の言語化(60分)
- 前提を分解するワーク(50分)
- 24時間以内に動く行動の決定(30分)
1日構成例
- 半日の全内容
- 4つの典型パターンの特定と対処法づくり
- 完成度30%で出す演習(相互フィードバック)
- 言い換えの演習(「できません」の変換)
- 職場に持ち帰る条件の設計
- 1無料相談で、どこで意思決定が止まっているかを伺う
- 2上記のテーマ例から候補を絞り、優先順位をつける
- 3研修時間に収まる形へ構成し、ワークの題材を差し替える
- 4実施前に最終カリキュラムをご確認いただく
テーマの選定とワーク題材の差し替えは、標準の事前ヒアリングの範囲で行います。完全な個社専用教材の新規開発は個別設計・個別見積もりです(料金表の脚注をご確認ください)。
当日の演習.
棚卸し → 事実と解釈の仕分け → 前提の分解 → 小さく出す、という順で進めます。書き出した内容の共有範囲は、開始時に受講者間で取り決めます。
「全員の前で自分の弱さを話す」形式は取りません。共有はペアまたは任意です。
半日・1日の違い.
半日
- 到達点
- 止まっている理由を言語化し、24時間以内の行動を決める
- 演習
- 棚卸し/事実と解釈の仕分け/前提の分解
- 成果物
- 思考の制約デバッグシート+24時間アクション1件
1日
- 到達点
- 主パターンごとの対処法と、職場に持ち帰る条件まで作る
- 演習
- 上記+30%プロトタイピング/言い換え演習/ペア点検
- 成果物
- デバッグシート+自分用の対処法リスト+職場の条件メモ
本研修に4週間実践プログラムはありません。継続的な実践フォローをご希望の場合は、AI実務変革研修など4週間版のある研修と組み合わせてご相談ください。
標準料金(税別)
追加料金・条件
- 表示価格はすべて税別です。消費税は別途申し受けます。
- 半日・1日は21名以上で個別見積もりとなります。
- 複数部署・複数回開催、完全個社教材の新規開発は個別設計・個別見積もりです。
- 対面実施の交通費・会場費は実費です。オンラインは全国対応、対面は地域・日程によりご相談ください。
持ち帰る成果物・教材.
自己チェックシート
設問に答えて、自分の主パターンを1つ選びます。点数化した診断は行いません。
思考脱出カード
手が止まったときに引くカード。「前提を1つ捨てるとしたら?」などの問いが書かれています。
AIプロンプト集
研修後、自分の思い込みをAIに点検してもらうためのプロンプト。反論役をAIに担わせる使い方を含みます。
画像は教材テンプレートのサンプルです。このほか、当日書き込んだ思考の制約デバッグシートと24時間アクションをお持ち帰りいただきます。
効果の確認方法.
研修前後の自己評価に加え、行動の変化(決めた行動の実行有無・止まっていた案件の着手数)を、受講者の自己申告または貴社提供データをもとに確認します。測定方法と期間は事前に合意します。
内面の変化そのものは測定できません。測るのは、決めた行動が実行されたかどうかです。
研修設計・講師体制.
組織開発・人材育成の実務経験と、演習・対話を進行するファシリテーション経験を持つ講師が担当します。教材開発・品質管理は設計チームが行い、法人向けプログラムとして企画・提供します。
担当講師・登壇体制は、日程・内容・規模に応じて個別にご相談となります。
ご相談から実施まで.
- 130分の無料相談
- 2ヒアリングとお見積もり
- 3カリキュラム調整
- 4研修実施
- 5実施後の測定サマリー報告
よくあるご質問.
心理カウンセリングとは違いますか?
違います。扱うのは仕事で止まっている案件と、その理由の言語化です。私生活や心の傷には踏み込みません。医療・臨床の行為でもありません。
4週間版はありますか?
ありません。この研修は半日・1日の2プランのみです。4週間版は実践記録の提出が前提になりますが、この題材では提出物が個人の内面に踏み込みすぎるため設けていません。
変わりたくない人が参加した場合はどうなりますか?
「変わるべきだ」と迫る進め方はしません。まず動けなくなる仕組みを共有し、本人が扱いたい案件を自分で選ぶ構成にしています。
他の研修と組み合わせられますか?
組み合わせられます。この研修は「動けない理由を外す」手前の層を扱うため、AI実務変革研修や事業構想力ワークショップの前に置くと、その後の演習が進みやすくなります。
経営層だけで受けられますか?
受けられます。ただし「組織の側の設計」のテーマ(挑戦を許容する枠のつくり方、上司自身のブロックが部下に与える影響など)を扱う場合は、部門長・管理職を含めたほうが実行につながりやすくなります。
どこまでを約束してもらえますか?
当日中に、受講者全員が「研修後24時間以内に実行する行動」を1つ決めて持ち帰るところまでを設計し、進行します。お約束するのはこの設計・進行と、お持ち帰りいただく成果物です。その後の売上や組織の変化は貴社の運用と多くの要因で動くため、数値目標の達成をお約束することはいたしません。
オンラインでもできますか?
できます。ペアワークはブレイクアウトで実施します。オンライン・対面は同額です。
助成金については助成金・補助金の確認ポイントにまとめています(対象になるかは制度の要件と申請内容によって決まります)。
他の法人研修.
止まっている案件を、動かしませんか.
現在どこで意思決定が止まっているかを伺い、研修の適合性と実施方法をご案内します。
4研修の比較・標準料金・導入の流れをまとめています。